Profile
安田東鶴
1959年5月5日生まれ。
大阪市東住吉区出身。
漢字を廣津雲仙先生に学び、24歳で日展初入選(その年の最年少入選者)。翌年、更に芸域を広げる必要性を感じ、仮名を岡田東華先生、水墨画を岳寶麟先生に師事。
1991年中国上海にある復旦大学に短期書法留学。中国の超一流の先生方に篆隷楷行草書と篆刻を学び、伝統的な中国書法の崇高さと自らの勉強不足を痛感。その後数回にわたり中国美術学院(杭州)に書法・画法留学。(書法を陳振濂老師、画法を朱穎人老師に学ぶ。訪中20數回)1993年には仮名を小山素洞先生に師事し、小字から大字まで仮名作品制作法の徹底した指導を受ける。
「書は品格が最も大切!」とは、師 岡田東華先生の言葉。中国の伝統的な漢字と水墨画、日本の優美な仮名、現代人にも読める調和体(漢字かな交じり文)に至るまで、長年培った独自の感性を加える事で、ある時は繊細、ある時は豪放と、格調高き様々な作品を発表。ジャンルを超えた幅の広い書画家として関西を中心に活動している。
また、指導者としても、古典中心の安定した基本用筆の徹底習得により、日常必要な文字は勿論、楽しみながらも時代に流されない格調高き書画作品制作を大きな視野で指導し、全国的な公募展(日展・読売書法展・日本書芸院展)に挑戦する、やる気ある書学者の育成にも努めている。
現在の略歴
- 日展会友
- 読売書法会理事
- 日本書芸院評議員
- 書道研究 滴仙会副理事長(事務局長兼任)
- 瑩神会副会長
- 書道研究 青神会主幹
- 上海呉昌碩芸術研究協会々員
- よみうり高槻文化センター書道講師
- 大阪市立 学習センター書道サークル講師(阿倍野・梅田)