書道研究青神会について

「書道研究 青神会」とは

書道研究 青神会とは

安田東鶴が会長を務める「書道研究 青神会」。「青神」には《 春の神様、若々しい心・精神 》という意味があります。これは、書の世界で生きていく為に、徹底的に厳しくご指導下さった 遊神会会長 故岡田東華先生が会派を立ち上げるにあたって命名して下さったものです。
本会は、自分の名前や年賀状が綺麗に書きたいという思いで書を始められる初心者から、書くことが好きで将来は資格を取り、書道を教えたいという方まで、様々なニーズに応えられるよう幅広く会員を募っています。
本会は、「書道研究 滴仙会」(理事長 伊藤一翔先生)に属し、安田東鶴は滴仙会副理事長の役職を務めています。入会者は、滴仙会発行の月刊誌“滴仙”の課題に沿って学んでまいります。月刊誌“滴仙”は基本的な美しい楷書から芸術的な作品作りまで、篆・隷・楷・行・草書、仮名、実用細字・ペン習字・水墨画・篆刻など一冊で様々な書体を学べる誠にバランスの良い正統派書道競書誌で、段級位認定から師範取得、そして開塾までと希望ある道が開けています。
また、滴仙会書法展・日本書芸院展・読売書法展・日展というような全国的な公募展にも出品可能で、書道研究 青神会の会員の皆さんは、日本の書壇を代表するこれらの大きな組織の元、日々研鑽を重ね、毎年多数の入賞入選者を輩出しています。

「書道研究 青神会」とその基本理念

書道研究 青神会の基本理念

書を志す会として、青神会が何より大切にしていることは「書は品格が第一」という事です。書のお稽古をすると言うのは、ただ練習をするという事ではありません。「稽」は「考える」という意味を持ち、「古(いにしえ)を考える」というのが稽古の原義であり、「昔のことを調べ考えて、今なすべきことを正しく知る」というのが本来の意味です。
近年はITの目覚ましい発展に伴い、あらゆることが便利になり、多様化し混在する“何でもあり”の時代となりました。その中で、善いもの悪いものを見極めるには、まず古を知り、昔に学んで正しい指針を持つことが求められます。書の世界においても同じです。長い歴史の篩にかけられ残ってきた書の名筆(古典)をしっかりと練習(稽古)し、正しい筆遣いの技術(用筆法)と健やかな精神を養うことが必要です。それに依って、誰もが認める格調高い書が書けるようになり、そこに新たな感覚を鋭く取り入れることで、自分らしい書、人に感動を与えられる“本物の書”が書けるようになっていきます。書道研究 青神会では、会員相互が楽しみながら書を学び、切磋琢磨しています。
年齢や経験のあるなしに関わらず、若々しい心(=青神)を持ったやる気のある方が一人でも多く入会して頂けることを願っています。